【奈良十津川村】谷瀬の吊り橋を超えるスリル!「小黒谷の吊橋」がガチで怖かった話

みなさんこんにちは、リリーです。

奈良県といえば谷瀬の吊り橋。観光ガイドにも必ず載っている、長さ297m・高さ54mの「日本一長い生活用吊り橋」ですよね。

でも今回、その谷瀬の吊り橋をはるかに超えるスリルを味わえる吊り橋を発見してしまいました。

その名も 小黒谷(おぐろたに)の吊橋

全長約180m。観光地化されていない、いわゆる「ガチ」の吊り橋です。

実際に行ってきたので、「絶叫スポットが大好き」「度胸試しがしたい」そんな方の参考になるよう、本気のレビューをお届けします。


①:場所はどこ?谷瀬の吊り橋のすぐ近く

所在地はこちら👇

〒637-1216 奈良県吉野郡十津川村
(川津地区/風屋貯水池に架かる吊り橋)

谷瀬の吊り橋と同じ十津川村にあって、国道168号を車で約17分(約10km)南へ下った場所にあります。

衛星写真で見るとこんな場所

小黒谷の吊橋の衛星写真
画像:Google Maps 衛星写真

風屋ダムによってできた風屋貯水池にスーッと架かっている、細い細い一本の線。これが小黒谷の吊橋です。

谷瀬の吊り橋との位置関係

谷瀬の吊り橋と小黒谷の吊橋の距離関係図
画像:Google Maps をもとに作成

国道168号をまっすぐ南下するだけでたどり着けます。谷瀬とセットで巡るのにもピッタリ。


②:あまりにも辺鄙すぎて、誰も来ない

正直に言います。

この橋、ほぼ誰も来ません

そもそも観光地として整備されていないし、ガイドブックにも載っていない。最寄り集落から林道を分け入ったその先に、ひっそりと存在する吊り橋です。

橋にたどり着くまでの道を歩いていたら、顔に蜘蛛の巣がベタッ…ベタッ…と当たります。それくらい人通りがない。

「自分たち以外、誰もいない」「もし何かあっても助けを呼べる気がしない」

そんな心細さが、橋の怖さを倍増させてきます。


③:目の前に立った瞬間、渡るのをためらった

橋の入口に立った瞬間、「ウソでしょ…」と声が漏れました。

なんというか、異様な雰囲気を放っているんです。

「観光地」というよりも、地元の人がそっと使っていたであろう生活の橋。観光客向けの立派な手すりもなければ、案内看板もほぼナシ。

谷瀬の吊り橋と同じく、足元はスケスケ。板の隙間から、はるか下の川(風屋貯水池)が丸見え。

そして橋の高さも充分すぎるほどある。落ちたら、ただでは済まない高さです。


④:ギシギシ…腐った板、錆びた釘

恐る恐る、一歩、踏み出してみる。

「ギシッ…ギシギシギシ…」

歩くたびに、橋のあちこちから木が軋む音が聞こえてくる。これがもう、心臓に悪い。

中央に渡されている木の板は、所々腐りかけ

板と板をつないでいる釘も、サビでボロボロ

「メンテナンスってちゃんとされてる…?」と本気で疑いたくなるレベルです。

支えているのは、左右の細い細いワイヤーだけ。少しでもバランスを崩して左右によろけたら、もうこのワイヤーに必死でしがみつくしかありません。

正直、「落ちようと思えば、簡単に落ちられる」くらいの作りです。


⑤:全長約180m。たぶん20mで引き返したくなる

この橋、なんと全長約180m

谷瀬の吊り橋(297m)よりは短いですが、それでもメチャクチャ長い

私は今回、完全に腰が引けた状態で渡り切りました。

正直に告白すると、1人で来ていたら絶対にギブアップしていたと思います。20〜30mも歩いた時点で、Uターンしていたはず。

今回渡り切れたのは、同行者が「めちゃくちゃ度胸のある人」だったから。「行くで」と先導してくれる人がいないと、本当にキツいです。


⑥:スマホの落下にはマジで注意

橋を歩くときに、何より気をつけたいのがスマホ

少しでも手を滑らせて落としたら、当たり前のようにダム湖へドボン

「写真撮りたい」と思っても、必ずストラップを首にかけるか、ポーチにしまうか、絶対に手から離れない状態にしてから渡ってください。

ここで失くしたら、もう取り戻せません。

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⑦:あなたはこの橋を、本当に渡り切れますか?

正直、書きながら今でも思います。

「読んでくれているあなたは、本当にこの橋を渡り切れるんだろうか…?」

腰を引きながら、蜘蛛の巣を浴びながら、ギシギシ揺れる足元、腐った板、錆びた釘、頼りないワイヤー、ドボンが見える隙間。

それでも、渡り切ったあとに見える景色は、ここでしか手に入らないモノでした。

ちなみに、橋を渡り切った先には何があるか。それは……あえてここでは語らないでおきます😏

行ってみてからのお楽しみで。


⑧:服装はスニーカー必須

ここに行く時の服装で、ひとつだけ強く言わせてください。

靴は必ずスニーカーにしてください。

橋にたどり着くまでに、少し傾斜のある下り道を降りる必要があります。サンダルやヒールでは確実に滑ります。

おしゃれより安全。

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⑨:駐車場はない。林道に路肩駐車

ここまで読んで、「よし、行ってみよう」と思った方へ。

車は必須ですが、専用の駐車場はありません

国道から脇道(林道)に入って、道中の少し広くなった路肩に寄せて停めるしかありません。

私が今回停めた位置は、このあたりです👇

画像:Google Maps 衛星写真(吊り橋の周辺/国道168号からのアプローチ)

国道168号から林道へ入り、橋の手前で少し広くなった路肩に停めました。

⚠️ 林道は対向車もたまに通る可能性もあります。他の車の通行をふさがない位置に停めましょう。
実際の駐車位置は当日の状況で安全に判断してください。


⑩:渡り切ったあとは、十津川温泉でひとっ風呂

度胸試しを終えて、汗だくになった体。

ぜひ向かってほしいのが、十津川温泉「庵(いおり)の湯」

ここ、穴場の中の穴場で、人もほとんどいません。

施設名十津川温泉 庵の湯(いおりのゆ)
日帰り入浴大人 400円
足湯無料(タオル持参でぜひ)
泉質源泉掛け流し
駐車場村営 平谷駐車場(徒歩すぐ)
十津川温泉 庵の湯の衛星写真
画像:Google Maps 衛星写真

源泉掛け流しのお湯に浸かりながら、さっきあなたが命がけで渡った川(十津川)を目の前に眺める。

このギャップが、たまらない。


⑪:まとめ:谷瀬を超えるスリルを求めるならココ

小黒谷の吊橋は、こんな人にオススメ👇

  • 谷瀬の吊り橋は「もう物足りない」という強者
  • スリル満点・絶叫スポットが大好き
  • 観光地化されていないナマの吊り橋を体験したい
  • 度胸試しに行ってみたい

逆に、こんな方は谷瀬の吊り橋にしておきましょう👇

  • 高所恐怖症の方
  • お子様連れのファミリー
  • 安全に観光を楽しみたい方
  • 1人で来ようと思っている方(絶対に複数人で行ってください

正直に言って、「もう一度渡れ」と言われたら少し悩むくらいのスリルでした。

でも、渡り切ったあとの達成感と、その後の十津川温泉の湯加減は、谷瀬の比じゃない。

奈良の十津川村にお越しの際は、谷瀬の吊り橋・小黒谷の吊橋・十津川温泉の3点セットで、ぜひ訪れてみてくださいね。

それではまた🙌

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