みなさんこんにちは、リリーです。
先日、ずっと憧れていた宝塚歌劇を観に行ってきました。結論から言うと——人生で一番、と言っていいくらい感動しました。劇場に足を踏み入れた瞬間から終演まで、まるごと夢の中にいるような時間だったんです。
今回観たのは、宙組(そらぐみ)の『黒蜥蜴(くろとかげ)』と『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』の2本立て。この感動を、ぜんぶ言葉にして残しておきたいと思います。少し長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください😊
まずはこの日のスケジュールをざっくりと
細かい体験談の前に、当日の流れを先にまとめておきますね。これから行く方の参考になればうれしいです。
| 時間 | できごと |
|---|---|
| 10:30 | 滋賀県を出発 |
| 12:30 | 京都駅で待ち合わせ・合流 |
| 14:00 | 宝塚に到着(周辺はまだガラガラ) |
| 〜14:30 | ランチ探しで“難民”に(カフェや和食屋さんを物色) |
| 14:40 | 軽食屋さん「Bright」で注文→すぐ出てきて助かった! |
| 15:00 | まったりカフェタイム&開演前のドキドキを語り合う |
| このあと | いよいよ開演(公演は約3時間!) |
ここから詳しくお話しします。
滋賀から宝塚へ。まさかの“ランチ難民”
朝10時半に滋賀県を出発し、12時半に京都駅で合流。そこから車で1時間ほど走って、14時ごろに宝塚へ到着しました。
着いたときは劇場の周辺もまだスカスカで、「ずいぶん余裕のある計画だな〜」なんて余裕しゃくしゃく。お昼ごはんを探し始めたんですが……これがまさかの大苦戦でした。
ラーメン屋さんなら空いていたと思うんですが、せっかくの宝塚を前にラーメンはちょっと違うかな、というのと——なにせデートですからね(笑)。周辺道路のカフェや和食屋さんを見て回るうちに、気づけば14時半まで“難民”状態に。

最終的に14時40分、軽食屋さん「Bright」へ滑り込み。注文すると軽食もコーヒーもすぐ出てきて、これは本当に助かりました。頼んだのは小さめのサンドイッチ4切れとアイスコーヒーで1,350円。正直もっと高いと思っていたので、意外とリーズナブルでびっくり。

おかげで15時にはまったりカフェタイム。開演前のドキドキを二人で少しだけ語り合う時間もできて、これがまた良かったんです。
駐車場のこと(これから行く方へ)
駐車場についても少し。宝塚劇場には専用の駐車場があって、僕が行った土曜日でも比較的空いていました。収容台数もかなり大きいので、満車になる心配はまずなさそうです。
僕が停めたのは「宝塚劇場北駐車場」。最大料金1,200円で、家電量販店のジョーシン(Joshin)併設の駐車場です。ここもキャパシティが大きいので安心。土曜日でこの余裕なら、平日ならなおさらですね。ここから整備された歩道を徒歩5分ほどで劇場に到着です。

劇場に入った瞬間、別世界だった
宝塚劇場、もう……入った瞬間に世界が変わりました。
中にはカフェやパスタ屋さん、お土産屋さんがあるんですが、どこも装飾がとにかくおしゃれで、きらびやかで、ゴージャス。天井も、細かい彫刻のような飾りも、ひとつひとつが本当に作り込まれていて、照明はほとんどがピカピカのシャンデリア。「こんな素敵な空間が現実にあるんだ」って、もうその時点で心を持っていかれました。

僕がふと思い出したのは、ディズニーの世界でした。ディズニーには「夢を壊さないために、すみずみまで徹底して作り込む」というルールがあると言われていますよね。宝塚劇場の中は、まさにそれ。入場ゲートから見える景色も、街灯も時計も建物も、まるで外国にいるような、少女漫画の世界に迷い込んだような雰囲気。一緒に行った人も同じことを言っていて、開演前からもう胸がドキドキしっぱなしでした。

お土産屋さんは“時間との戦い”
ここで一つ、これから行く方への注意点を。お土産屋さんの営業は18時まででした。宝塚の公演は約3時間あるので、開演時間によっては終演のころにはお土産屋さんが閉まっていることも。

なので、開演前に急ぎ足でお土産コーナーへ。ここもすごい人で、みんな目をキラキラさせながら商品を選んでいて、その光景もまた印象的でした。お土産のパッケージまで作り込まれていて、やっぱり「これはディズニーだ」と感じましたね。
お土産・カフェのゾーンから劇場の奥へ歩いていく通路もまた素敵で、足元には絨毯、天井には蓮の花のかたちをした照明がびっしり。道の左右には宝塚の記念写真や衣装が飾られていて、「全部じっくり見たい」と思わせる空間でした。

入場はQRコードチケットをピッとかざすだけでスムーズ。あれだけの人がいたのに渋滞ゼロ。この運営力にも感動しました。
服装は“きれいめ”がおすすめ(ドレスコードはなし)
服装についても一つ。宝塚には厳密なドレスコード(=この服装で来てください、という決まり)はありません。普段着でもまったく問題なく入れます。
ただ、これだけきらびやかでゴージャスな空間なので、ジャージやサンダルのようなラフすぎる格好だと、自分たちだけ少し浮いてしまうかも。ワンピースやジャケットなど、ちょっと“きれいめ”を意識しておくと、写真もきれいに残せるし、その場の雰囲気にもなじんで、より気分が上がると思います。気合を入れすぎる必要はないので、「よそ行き」くらいの感覚がちょうどいいですよ。
『黒蜥蜴』——名探偵と女賊の、実らない恋
ここからが本編。まずは芝居の『黒蜥蜴(くろとかげ)』です。

ざっくりあらすじをご紹介すると、名探偵・明智小五郎と、宝石を狙う女賊黒蜥蜴の物語。追う者と追われる者——本来交わるはずのない二人の間に、いつしか芽生えてしまう“愛”を描いた、切なくスリリングなストーリーです。
実はこの作品、原作は江戸川乱歩。あの『名探偵コナン』の主人公・江戸川コナンの名前の由来にもなった、ミステリーの巨匠です(コナンは「江戸川乱歩+コナン・ドイル」が由来なんですよね)。さらに戯曲を手がけたのは文豪・三島由紀夫。コナン好き・ミステリー好きの方には、それだけでもう刺さると思います。
僕が「細かい!」とニヤッとしたのは、劇中に出てくる車のナンバーが「9610(くろとかげ)」になっていたこと。こういう遊び心、たまらないですよね。
そして何より圧倒されたのが、舞台の作り込み。ステージは回り舞台になっていて、ほぼ休みなく回り続けるんです。出演者はそれに合わせて歩き、語り、歌い、踊る。これが繰り返されることで、観ているこちらも永遠にその世界に引き込まれ続ける。3時間という長さが、本当に一瞬でした。

舞台美術もすごくて、たとえば東京タワーを“下から見上げる”構図で作り込んであったり。回り続ける舞台の上で、出演者の方がヒールでまったくふらつかずに階段を上り下りする姿には、その裏にある途方もない努力が見えた気がして、勝手に想像して泣きそうになってしまいました。あの境地にたどり着くまでの過程を思うと、ね。
語り出すと止まらなくなるのでこのへんにしますが——とにかく、一度観てほしい。これに尽きます。
『Diamond IMPULSE』——開幕5秒で“あかん”ってなった
続いてショーの『Diamond IMPULSE(ダイヤモンド インパルス)』。タイトルだけでは何が起こるのか想像もつかず、「一体どんなショーなんだろう」と話していたんですが——
幕が開いた瞬間、もう“あかん”でした。
ちょっと想像してみてください。みなさん、花火って好きですよね。花火で一番感動する瞬間って、たぶんフィナーレだと思うんです。何発も連続で打ち上がって、夜なのに空が昼間みたいに明るくなって、音も光も目の前の景色も、ぜんぶが光り輝くあの瞬間。
『Diamond IMPULSE』は、それを開幕いきなり見せてくるんです。そして、その高すぎるハードルを、そこから最後までずっと超え続けていく。すごくないですか…?花火が好きな人にも、ぜひこのショーを観てほしい。きっと同じ感想になると思います。

宙組のトップスター・桜木みなとさんの“異彩”
このショーで、宙組のトップスター・桜木みなとさんが、やっぱり一人だけとてつもないオーラを放っていました。スターってこういうことなんだ、と。あの存在感には問答無用で引き込まれます。

行ってみて「意外だった」4つのこと
最後に、観に行って初めて知った・意外だったことをまとめます。
① 生のオーケストラと“指揮者”がいる
ステージの手前に少し凹んだスペースがあって、そこに人が立っていたんです。最初は「動かないし、プロジェクターの機械かな?」と思っていたら——なんと指揮者の方でした(笑)。公演はずっと生演奏で、その指揮のもとに音楽が成り立っているんだと、初めて知って感動しました。
② 実は“男性”も楽しめる舞台だった
宝塚といえば、女性が演じる「理想の男性像」——足が長くてスタイリッシュ、レディーファースト……というイメージでした。でも意外だったのが、艶やかで色っぽい演出もちゃんとあること。妖艶なダンスのシーンもあって、「お客さんは女性ばかりかな」と思っていた僕の予想はいい意味で裏切られました。男性が観ても、しっかり楽しめます。
③ S席から観るステージは“最高の景色”
今回は1階のS席で観ることができたんですが、これがもう圧巻でした。近すぎず遠すぎず、舞台の作り込みがまさにこの位置から見るために計算されているんじゃないかと思うほど。どこにも隙がない、最高の景色でした。
④ 公演の途中に「30分の休憩」がある
これも知らなくて驚いたんですが、3時間の公演の途中に約30分の休憩(幕間)が入ります。前半の『黒蜥蜴』を2時間ほど観たところで休憩。なので、劇場で過ごす時間は実質3時間半ほどになります。
この休憩はお手洗いを済ませる絶好のタイミング。ただし注意点があって、休憩に入った直後は女性用トイレが大渋滞します。トイレの数自体はとても多いので場所の心配はいりませんが、混雑だけは別。コツは、休憩終わりの10分前くらいにもう一度行くこと。僕が見たときは、そのタイミングには行列がすっかり解消されていました。あせらず、計画的に動くのがおすすめです。
泊まるのもおすすめ!劇場すぐ隣の「宝塚ホテル」
今回は日帰りだったんですが、劇場のすぐ隣に建つ「宝塚ホテル」が、外から見ているだけでもうっとりするほど素敵な雰囲気で。「ここに泊まれたら最高だろうな…」と、前を車で走りながら本気でうらやましくなりました。

なんといっても立地が抜群。劇場のまさにお隣なので、観劇前後の移動がほぼゼロ。さらに周辺には気軽な居酒屋さんや飲食店も意外とたくさん並んでいるので、夜ごはんにも困りません。ホテルとしての“リッチさ”も、ロケーションも、文句なしだと思います。
しかも、あの高さからの眺め。きっと上の階のお部屋から見える宝塚の街並みは、最高にきれいなはず…。観劇とセットで一泊すれば、まるごと一日“夢の世界”に浸れますよね。遠方の方や、デートで特別な日にしたい方には、泊まりがけが本当におすすめです。
【裏ワザ】ふるさと納税で宝塚を楽しむ
もう一つ、面白い楽しみ方を。実はふるさと納税で宝塚旅行を楽しむ、という裏ワザもあるんです。兵庫県宝塚市へのふるさと納税の返礼品に「宝塚へ行こう!!阪急交通社トラベルギフト券」というものがあって、宝塚大劇場の観劇関連の旅行商品や、市内宿泊のフリープランの支払いに使えます。実質的な負担を抑えながら宝塚を楽しめる、ちょっとお得な選択肢ですね(金額の種類はいくつかあります)。
「最近、感動してないな」という大人にこそ
最後に、ひとつだけ。30代、40代になって、「最近、あんまり感動しなくなったな」と感じている人へ。
子どもの頃、ディズニーやユニバーサルに行ったとき、あの世界は本当にキラキラ輝いて見えましたよね。でも大人になるにつれて、いろんなことが“普通”になって、あの頃のときめきや感性は、歳を取るとともに、知らないうちに少しずつ薄れてしまう。年齢を重ねるって、そういうことなのかもしれません。
もし、あのキラキラした感覚をもう一度味わいたいなら——ぜひ一度、宝塚へ行ってみてほしいんです。あの劇場の空気は、薄れてしまった感性を、もう一度ぶるっと震わせてくれます。僕自身がまさにそうだったので、自信を持っておすすめします。

おわりに
宝塚歌劇、想像の何倍も素晴らしかったです。劇場の空間、舞台の作り込み、演者さんの努力、そのすべてが「芸術の頂点」と呼びたくなるものでした。
『黒蜥蜴』『Diamond IMPULSE』は、宝塚大劇場で7月5日まで、その後東京宝塚劇場で7月25日〜9月6日まで上演されています。気になった方はぜひ。きっと、僕と同じように心を奪われるはずです。

それではまた🙌















コメントを残す